大分
【98/12/11】
09:30

曇り

 
 
18:00
道の駅佐賀関着
N33_14_36.4E131_49_51.4
33.8km
 
 
今日は九州上陸だ。出発時間が12:30なので間に合うように出発する。
三崎町まで二十数キロ楽かと思ったら、まだ、登り下りが続く本当にいやな地形だ。多分みかん作りには適しているのだろう。道のあちらこちらにみかんを運ぶための超小型モノレールがある。みかんもたわわになっている。
12時少し前にフェリー乗り場に着く。飯を食う暇が無い。近くで弁当と缶お茶を買う。佐賀関町まで70分\910はこれまた安い。15分前になり早速船に乗り込み2等席の大部屋に行く。こんな時期はここが広くゆったりしていて一番良い。大の字になってもぜんぜん余裕だ。
船が出発したので昼飯としよう。テレビも目の前にあるし(写りは悪い。途中からほとんど見えなくなる。)時間も短いし快適だ。時間が長かったらゆっくり寝ることができたけどね。
そんな事をやっていると九州に着いてしまった。陸に上がり今日の目的地道の駅佐賀関に向かおうとして国道197号の方に曲がった途端あと4Kmの看板が。近い、あまりにも近すぎる。でもこの先は眠れそうなところがない。まあ良いや。と言うことでその辺をうろうろしてスーパーを探す。
夕飯の材料を仕入れる。佐賀関と言えば関アジ・関サバだ。食べてみたい気もするが、値段がちょっとである。(同じ所で獲れたものが四国側に持っていくと安くなるのは不思議だ。日本は獲れた海域でなく水上げされた漁場で魚の価値が変わる。何とも不思議である。)
まだ早いが道の駅に向かう。風がすごく下り坂なのに進まない。下り坂を押すはめに・・・・。所詮4Kmすぐに着いた。
これまたさびしい限りの道の駅である。休憩所もなくレストランのトイレを夜間も開放していると言うレベルだ。(トイレ自体は十分きれいなのだが。)西に行けば行くほど段々簡素化されていく。もう河野のような快適な道の駅滞在は無理なのだろうか?まあ寝れるだけありがたいと思わなければね。
明日は別府に行って温泉三昧の予定だ。(しかし泊るあてがない。)
 
 
 
 
【98/12/12】
10:30



 
 
01:30
地蔵泉着
N33_18_47.7E131_27_17.2
53.5km
 
 
早速別府を目指し出発する。
ジョイフルにて昼食を取り、途中のホームセンターで先日壊してしまったラジオ用のヘッドホンを買った。別府に着いたときはすでに16時を過ぎていた。
早速砂風呂の竹瓦温泉に行く。砂風呂はやはり重い。思ったより温度が低く、10分では物足りなかった。
18時になったので名物ほう腸だんご汁を食べる。その後ギョウザも食べる。明日は明ばん温泉の保養ランド(泥風呂)に行く予定なので、この辺に居てもしょうがないと考え、そちらに向かう。
地図で見る限りそちらには何もなさそうなのでコンビニでお菓子等を買い込むが、案外近くに店があった。途中のスーパーに関アジの刺し身があったので買って食べた。
明ばん温泉のバス停には23時頃着いたが、寝れそうな場所がない。いろいろ探した結果、地蔵泉の前に椅子があったのでそこで寝せて頂くことにする。(明日は臨時休業のようだ。)寝れないのでラジオを聞きながら転がっている。
 
 
 
 
【98/12/13】
06:30



 
 
23:00
南由布駅着
N33_14_18.5E131_20_09.3
40.8km
 
 
地蔵泉の管理者?に起された。お風呂に入りたいのなら入って良いといわれた。ありがたく入らせて頂く。熱い、無茶区茶熱い。うめないと入れない。
上がったらみかんとお菓子が置いてあった。管理者の奥さん?が食べるように言ってくれた。また、お茶もくれた。旅館の人なのに泊りもしないやつにこんなに親切にしても良いのだろうか?
それから、秘湯ヘビん湯に行く。
途中から道が砂利になりその上車が通れなくなり川ぞいに数百メートル登る。こんな朝早くこんな場所まで誰も来ないと思っていたら、男女3組も居た。声をかけたら、2組がすぐ出るそうである。待って入ることにした。
ここもぬるい。30分程入って、降りることにする。別府温泉保養ランドに行く。\1,050を払う。泥風呂に入るが、やはりぬるい。久しぶりに頭と体を洗う。風呂の数はあるが、あまり変わりばえしない。(露天は混浴だが)
久しぶりに畳の上でゆっくりする。(寝袋を持ってくれば良かった。)ゆっくりしていたら、16時になってしまった。遅くなればなるほど後が辛くなるばかりだ。
由布院に向かって出発。心配していた通りきつい登り坂の連続だ。城島行楽園を過ぎたあたりから、やっと下りが増えてきた。少し行くと、今度はきつい下りの連続だ。
やっと由府院についた。早速飯を取ろうと考えたが、あまり良いのがなさそうなので、コンビニ弁当&カップめんにした。汗をかいたので、寒い。とにかく寒い。風呂に入りたい。
ガイドブックでは24時間入れるはずなのに入れる雰囲気がない。しかたがないので、多分無人駅であろう南由布に向かう。
なぜこの道はわざわざ登って下るのだろう。疲れるではないか。やっと到着すると、やはり無人駅である。トイレも駅にしてはきれいだし、広い待ち合い室もある。戸も閉まるが、やはり寒い。由布院は寒いということだろうか?ダブル寝袋でも寒かった。(ということは一番寒かった?)
お茶を一杯飲んで日記を書いていたが、睡魔には勝てず途中で熟睡する。
 
 
 
 
【98/12/14】
11:00

晴のち曇り

 
 
23:00
光岡駅着
N33_19_24.9E130_55_19.7
73.8km
 
 
また起きるのが遅くなってしまった。その上寝袋が濡れていて(やはりカバーを付けないとだめかな?)出発が遅くなってしまった。
湯布院ビール園に行き、ビュフェ(\1,500バイキングと何が違うのだろう?)とドイツビール小(\380名前までは忘れた。)を食する。米が入っていないビ−ルはやはり軽くて良い。ソーセージやハムも自家製だそうだ。
腹が膨れたところで、風呂に入る。が、ガイドブックでは無料と書いてあったが、\300も取られた。たいした所じゃないのでそれなら入らなくても良かったのに。
そろそろ洗濯もしなければならないので、コインランドリーの場所を聞いて洗濯する。その間に”下ん湯”(\100)に入る。露天でなかなか気持ちが良い。コインランドリーに戻り脱水をする。整理していたら、靴下の片方がない。昨日なくした(多分ヘビん湯の帰りの砂利道で落としたのだろう。)のと合わせ2つも無くしてしまった。軍手もどっかいってしまい大きな損失だ。
日田に向かって出発するが、もう17時も過ぎているのでどこまで行けるかわからない。10Kmを過ぎた辺から、下りになったので助かった。
何とか22時頃日田に着いた。しかし泊るところがない。
日田駅の隣の光岡駅で休むことにするが、待ち合い室(駅)の戸が閉まらない。風を少し避けることができるから良しとするか。電気も消されちゃうし・・・こう考えると南由布駅は駅泊の中では最高ランクかもしれない。