ソウル
【98/12/22】
09:00

晴のち曇り

 
 
20:00
ソウル文化旅館着
N37_34_23.5E126_59_23.1
26.5km
 
 
いつのまにか寝てしまったようだ。起きたら08:00頃だった。
風呂に入ろうと思っていたのに体が汚いままで気持ち悪い。船はもうすぐ釜山港に着くところだ。
船は着いたのだが、自転車が荷物に埋まっていて出せないので降りる事ができない。通常荷物の少ない客(普通の客)は早く出してもらえるのに・・・客がだいぶ降りたときに船員さんが自転車を出してくれた。やっと出られる。しかし釜山側の通路には階段があった。(なんて邪魔なのだろう。)
荷物の多い韓国人?の人々が先に通してくれたのだが、言葉がきつく先に通してくれたのか邪魔者扱いされたのかわからない。入国手続きも持ち物をX線(確かそうだよね)に通すだけで簡単に終わった。
韓国(海外)への第一歩だ。インフォメーションで観光地図をもらい(日本語が通じた)早速釜山駅に向かう。しかし、回りがハングル文字だらけで何が何だかわからない。地図を見ながら何とか駅に着いた。インフォメーションに行って自転車を乗せる方法を聞いたが、日本語があまりわからないらしく、話がうまくかみ合わない。親切な方が通訳をしてくれたが、最終的には黙って乗せてしまえば良いのでは?という事になった。
自転車を輪行バックにしまおうとしたが、うまく入らない(出かける前に一度試しておけよな!)泥除け等をとって何とか持てるようになった。切符まで買ってもらえたので楽であった。
ごたごたしている間にすでに11:00に成ってしまった。11:30発ソウル行きセマウル号特室2号車30改札では何のチェックもなく入れてしまう。電車は来ているので早速乗り込む事にする。
日本と比べホームが低く入り口に階段が3段もある。丁度良い事に一番後ろに自転車を入れる隙間があった。早速自転車をそこに入れ席に向かう。席は新幹線のグリーンの方が良いような気がした。(値段がだんちだけどね。)この辺だと乗客はあまり居ないようである。
定時に出発。景色を見ながら音楽を聞き(もちろん韓国語)乗っていたら、いつのまにか寝てしまった。ソウルについて、インフォメーションで地図をもらい今日は旅館クラスの安い宿に泊ってみる。
ここも釜山と同じく横断歩道が無い。道をわたるのがひと苦労である。(自転車をほとんど見かけないのはそのせいだろう。)
町中ハングル文字ばかりで(あたりまえなのだが)ガイドブックの地図も詳しくなく数キロ進むのに1時間ほどかかってしまう。
はじめ大元旅館に行こうとしたが、いくら探しても見つからない。しょうがないのでもう一つの文化旅館に行ってみる。
道で地図を見ていたら、親切な韓国人が、日本語もわからないのに旅館に電話までして道を教えてくれた。(やはり韓国語を少しは話せないとまずいなあ)
やっと旅館に着いた頃にはすでに20:00今度は受付がわからない。アメリカ人?が声をかけてきて教えてくれた。管理人が日本語を話せたので大変楽であった。
一泊13,000W3畳ぐらいのオンドル(床暖房)で、14インチのTVがおいてある。トイレとシャワーが共同で鍵は中からは裏木戸で使うような簡単な物外からは錠まいだ。まあ値段が値段だからこんな物だろう。野宿よりはぜんぜんましだ。
とりあえずシャワーを浴びて(台所用の瞬間湯沸かしなのでお湯のでが悪い)食事をしようと思い外に出たがまた道がぜんぜんわからない。
結局店が見つからずセブンイレブン(ほかにファミリーマート・ローソンも見かけた。)で弁当とアイスを買い(中で見ていると習慣の違いからわからない事がいっぱいある。紙コップのジュースやコーヒー、にくまんあんまん等はセルフサービスのようだ。中でカップ麺を食べている人も居る。一番わからないのがジュース用の氷を大量に持ち出す人がいる。ただなのだろうか?)お金を払うと(全般的に日本よりは安いようだ。)何か言われたような気がするが、袋につめてくれた。(日本人の客もいたようだ。)
部屋に帰り食事を取るが、弁当等に箸は付いていない。どうやって食べているのだろう。その後すぐに寝てしまった。
 
 
 
 
【98/12/23】
10:00



 
 
23:00
何とかホテル着
N37_34_01.0E126_59_10.5
10.3km
 
 
朝見たら共同の炊事場まであった。やはり長期滞在者用の旅館である。(1ケ月いても4万円位だからね。東京のアパートより全然安い)
いろいろの所に泊りたいので今日は荘旅館に泊ってみよう。昨日の二の前を踏まないようにとりあえず旅館探しから始めよう。ガイドブックにある鍾閣荘旅館に行ってみる。
人に聞きながら行ってみると、もうすでに無いとの事である。(昨日最初に探した大元旅館も無くなってしまったのかもしれない)
近くにホテルがあるという事なのでほかに当ても無いので行ってみる。ホテルの名前はハングルなので読めない。オンドル・ベット共30,000Wとの事である。両方ともトイレは各部屋にあるのだが、オンドルはシャワー、ベットは風呂付きである。どうしようか迷っていたら、オンドルの場合25,000Wで良いというので泊る事にする。
昼飯をトゥレで食べる事にする。20,000Wの韓定食だ。季節のせいかバラエティーに乏しいような気がする。
その後景福宮に行ってみる。
いろいろ見ていたら、16:00を過ぎていた。今度は地下鉄に乗ってみようと考え、アプクジョンに行ってみる事にする。
地下鉄の乗り方は切符の自動販売機の操作方法が少し違い、買う料金のボタンを押してから、お金を入れる。入れるたびに表示の金額が減ってくる。お金を入れてから出てくるまで少し時間がかかるがこちらの方が合理的だと思う。ただ駅に番号をふったりしてわかり易くしているのだから、料金表と車内アナウンスにも利用して欲しいものだ。
現代百貨店に行ってトラベルクロックとコンセントの変換器を買おうとしたが、時計は高いし変換コンセントは無いし・・・しかたなく夕飯にする。
夜は慶福宮に行こう。ここはバイキングで韓国料理・日本料理?などたくさんあって19,000Wである。
道を聞きながら行ってみると近づくにつれ趣味の悪い建物(宮作りの周りにネオンの飾り)まさかここじゃないだろうと思ったらここであった。
料理は食べきれないほどの種類があり、骨付きカルビ・うなぎ等もちゃんとある。骨付きカルビは日本のより(たいした所で食べた事はないが)ぜんぜん旨い。多分たれが違うのだろう。料理は楽しめたが、デザートのケーキやお菓子がいまいちであった。韓国のものはこんな物なのだろうか?
また地下鉄に乗って帰り駅の周りの屋台等を見ていると時計が3,000Wで売っていた。作りはそれなりだが、小さいしベル?も鳴るし十分である。
ほかの露店でみかんを買う(5個で1,000W)。変換器はすぐにいるものではないので、ついでのときに探してみよう。
ホテル?に帰った頃には23:00になっていた。部屋は4.5畳より少し狭い位で別にシャワーとトイレの部屋がある。鍵はちゃんとしたドアの鍵でなぜか入り口と部屋の所にある。布団はダブル?サイズである。
部屋に帰りテレビを付けチャンネルをまわしたら、アダルトものをやっていた。しばらくつけておいたら、早送りされレーザーディスクの表示がで終わってしまった。(しかし何の修正もされていなかった。)英語の字幕が出ていた。(どこ物だろう?)
オンドルは暖かくてよいのだが、水等を床においておくと暖まってしまうのが欠点だ。
 
 
 
 
【98/12/24】
10:00



 
 
20:00
YMCA観光ホテル着
N37_34_04.0E126_59_16.7
9.4km
 
 
巷はクリスマスイブのようだ。今日もソウルに泊る事にする。
ホテルを出てすぐ今日のホテルにチェックインする。今までで一番高いYMCA観光ホテルに泊る事にする。(38,000W)
五色温泉に行く事を考えていたが、遅くなったのと明日の夜行で慶州に行く事にし今日はソウルを回る事にする。
南山公園に行く。途中で迷った事もあり韓国観光公社を見つけ慶州までの夜行での行き方を聞いたところ夜行高速バスがあるそうだ。(ほんとうはムグンファ号の寝台がよかったが、慶州行きは無いようである。)
バスは予約できないようなので、乗車券を買うときのメモを作ってもらった。大変親切であった。明日の準備はこんなもんだろう。
再び南山公園に向かう。ケーブルカーに乗って3分で着く。靄がかかっていてあまりよく見えない。
ソウルタワーに登り遠くを見るが、やはり靄のためあまり遠くが見えない。ソフトクリーム(1,000W)を買い、降りる事にする。
ガイドブックは3つ星だが、あまり良いような気がしなかった。
次に東大門に行き、市場を見る。東大門総合市場・東大門市場・広蔵市場等があり、いろいろなものが売っている。秋葉原よりすごいと思う。
キャンプ用品店を回ってみる。小さな店なのできれいに展示されているわけじゃなく値段も表示されていない。(交渉次第?)
この辺の屋台は、ほかで見られないものが売っている。ブタの耳?とかもつとか少しディープだ。
韓国では歩いて移動する場合が多いので、(標識がハングル文字でわからないので自転車だと時間がかかる。)ジャンパーを買う事にする。わけわからないブランドのものが売っている。あまりお金が無いので、HEADの物を買った。何と30,000Wである。
腹が空いたので、屋台でもつ焼き?を食べる。4,000Wといい値段である。(算用数字で書いてなかったので値段がわからない。)でもなかなかおいしい。
麺もあったのでこちらも食べてみる。(2,000W)こちらは汁にこく等が無く、麺も今一つであまり旨くなかった。
暗くなってきたので今度は本屋に行ってみる。地下鉄はいいのだが、3駅とか短くてなんか損した気分だが、地下鉄は慣れてきた。(行き先を探すのは大変だが)
本屋に行ったが、大きい所なのでどこに何があるかわからない。まあ欲しいものがあるわけではないのでよいのだが。
一度ホテルに帰って飯を食べに行く予定だったが、眠いのと、あまり腹が減っていないのでやめる事にする。
ホテルの部屋は、ベットで、今までよりぜんぜん広い。日本のビジネスホテルより少し広い所にTV・冷蔵庫等がある。バスタブが狭くのんびりできなかったが、あるだけましか。でもバスルームが古いのはイマイチだなあ。
 
 
 
 
【98/12/25】
09:00



 
 
21:40
ソウル高速バスターミナル着
N37_30_07.6E127_00_30.1
9.4km
 
 
今日は五色温泉に行く予定だ。
早速キンポ空港まで地下鉄で行く。(初の550W区間だ)韓国航空に聞いたら、今日一日満席だそうだ。キャンセル待ちでもしようかと考えたが、帰りの便もいっぱいだそうだ。(カレンダーを見ると祝日のようだ。)帰れなくなっても悲惨なので、あきらめることにする。
しょうがないので、安全のためにバスターミナルまで行って夜行バスの予約をしておこう。
温泉に行きたいのでガイドブックを探していたら、利休と言うところが1時間ぐらいのところにあるようだ。こちらは市外バスで行く(日本の田舎のバスのような車両でほとんど高速道路を走る直通便だ。)
早速ホテルミネルダに行き温泉に入るが、休みのせいかガキがうるさくてかなわない。(やはり温泉は山奥の秘湯に限る。)ついでにアカすりをしてもらう。(システムがわからなかったが、出るときにしっかり料金10,000Wをとられた。大体10分なので割高感を感じた。)
すでに17時を過ぎているので早速ソウルに戻ることにした。
飯らしき物を食べていないので、先日見つからなかった1億兆に行ってみる。やはり見つからず人に尋ねたら、親切にも電話で確かめてそこまで連れていってくれた。(すごい親切な人とぜんぜん不親切の人の差が激しいなあ)モツ鍋と冷麺を頼んだ。後で日本人のアベックが来て多分同じものを頼んだらモツ鍋は2人分以上と言われていたような気がする。
15,000Wを払いYMCAホテルに向かい預けておいた荷物をもらいに行く。それから自転車を輪行バックに入れ地下鉄でバスターミナルへ向かう。(こんな大きな荷物はだめなのだろうか?)
バスが出発15分前になっても来ない。急いで違う行先のバスが来たがこれに乗れと言っているようだ。(なんかあったのだろうか?)とりあえず自転車と大きな荷物を荷室に入れてバスに乗り込む。
出発時間になるとほぼ全部の席が埋まった。先に切符を買っていたせいで独立した席になった。ちなみにバスは一列3座席でリクライニング等もする。電話がついているようであった。
夜行バスなので明日朝早く慶州に着く。